【借金9500万円】経営を辞めるべきか続けるべきか

弁護士法人イストワール法律事務所

どうも、ごっつあんです!

 

今回は「【借金9500万】経営者を続けるべきか辞めるべきか」

について僕の経験から話したいと思います。

 

まずは僕のプロフィールをみてください。

 

プロフィール

 

9年前、ぼくは父親から継いだ会社を債務整理しました。

 

この記事は、いま会社を経営していて借金で悩んでいる人に読んでもらいたい記事です

 

目次

借金9500万円の経営者、辞めるべきか続けるべきか

当時、僕の会社の年間売り上げは3億くらいでした。

 

従業員が4人

仲卸の粗利は低くて0.07%

月間の利益は役175万円

会社の借入金が7000万

月の返済80万

175万円-80万円=95万円

従業員4人で給料を払うと僕の報酬はありません。

 

だから半年無報酬で働いていました。

 

しかも会社の為に家からお金を持ちだして会社の為に貸し付けていました。

 

従業員はポンコツで売り上げのほとんど僕が稼いで従業員に給料をあげる状態

いちど従業員を辞めさせたいと父に言ったらダメといわれました。

 

代表取締役社長は僕で父は株主

従業員は父が現役の時から雇っている為

僕の意見が通らない従業員も言う事聞かない

お飾りの社長でした。

 

ギリギリまで我慢しましたが

家に給料を8カ月入れていなかったのと、これ以上利益を出すことは不可能

それから市場の低迷で将来は絶望的だったので

僕は、強行で得意先の売掛金60万を持って

銀行に不渡りをだして倒産させようとしました。

 

辞任届をだして会社を去りました。

 

売掛金の60万円は遅れている生活費のためどうしても渡せませんでした。

 

別に逃げた訳じゃないのですが

借金の支払いがなければギリギリ利益が出る状態

売り上げが伸びる見込みは無し

今思えばもっと早く決断すればよかった

と思っています。

辞めた後の手続きでびっくり!再就職は?

辞任届は会社に書留内容証明で送りました。

 

そのあとが大変でした。

 

僕は職安にいって失業保険をもらいに手続きに行ったら

失業保険は社長は貰えないという事をそこで知りました。

来月から収入がない・・・

どうしよう・・・

あわてて僕は職安で求人を探しました。

 

当時41歳

職歴 水産物の仲卸

しかも元取締役

僕はそのとき水産物関係の業界には戻らないと、決めていました。

 

結局ぼくは職安で目ぼしい募集している会社の資料を3社ほど持ち帰り

ひとりで検討しました。

子供がその時4人いたので

最低手取りが20万以上の所を探しました

そこで一番手取りのよかった築炉工の見習い・手元という仕事の募集に応募しました

あとで知ったのですがめちゃくちゃキツイ仕事です。

 

背に腹は替えられなかったので採用されたのですぐそこに決めました。

 

そしてそこで3年働きました

ちなみにそこで築炉工の技能資格を取りました。

今は辞めたのでこの資格全く必要なかったのですが・・・

経営者の再就職は難しいと言われますが

大丈夫です。

人は、ぎりぎりの状態になれば何でもやれます。

 

現在、運送会社で落ち着いています。

築炉工のを3年で辞めた後

転々と職業をかえましたが

現在は運送業でトラックのドライバーをやっています。

 

そして今の仕事が一番自分に合っていると思います。

給料は十分ではありませんが。

 

生活できるていどの安定した収入になりました。

 

まとめ

経営者で生活費を持って帰れないほど借金がある場合

迷わず会社をたたんで自分の生活の立て直しを優先してください。

 

会社と一緒に心中してはだめですよ。

 

会社員と違って経営者は失業しても保証がありません

当面の生活費をもって置かないと翌月から収入がありません

辞めた後の再就職が不安でも大丈夫

従業員には給料が保証されています。

 

働くところはキツくても借金の返済や従業員の給料の心配もありません

毎月安定収入があるだけで社長の苦労と比べたら幸せに感じられます。

 

僕はそう思っています。

 

今回「【借金9500万】経営者を続けるべきか辞めるべきか」

について掘り下げてみましたがいかがでしたか

いままで、借金についてあまり語りたくなかったのですが

僕の経験が誰かの役に立てばとおもい思い切って書いてみました

今後も借金や自己破産などもテーマに書いていこうと思っています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

comment

Amazon

タイトルとURLをコピーしました