結核性髄膜炎の母をお見舞いに行ってきました。

今日は、仕事がお休みだったので。

午前中に母親のお見舞いに行ってきました。

母は、御年(77歳)になります、

昨年の10月の末に転倒して背骨を骨折しました。

その後、現在意識がありません。

今までの経過を少し書いてみます。

目次

昨年11月入院

念のために、精密検査を受けました。

そのときは、ここまで深刻な状態を予想していませんでした。

父も健在なのですが、父もすぐに治ると思い、

冗談っぽく、「どんくさいのぉ・・・」と、言って、

笑っていました。

ところが、検査の結果があまりよくなく、

その時の主治医から、「背骨の方は二、三週間安静にしていれば、

良くはなってくると思いますが、検査の結果があまりよくなくて・・・」

どうやら、子宮かなにかガンの疑いがあって・・・お腹にも水が・・

なんて言われて、もう少し詳しく検査しないと、

ただうちでは、検査出来ないのでもう少し大きな病院を紹介しまのでということでした。

そのころの、母はまだ元気で、ベットに寝てはいましたが、

会話も出来て、早く退院したそうでした。

婦人科の大きな病院に転院

二週間ほどして婦人科のある病院に転院しました。

個室の広く綺麗な部屋でした。

母は、入院の費用よ気にしていました。

一週間、二週間経っても検査結果が出ません。

どうやらガンではなさそうです。

婦人科から外科に移動しました。

髄液の検査もしていましたが特定する事ができません、

細菌の感染の疑いっぽい事を、その時の

看護師さんは話していました。

そのころから、母は、夜になると熱が出るようになっていました。

日に日に母は、なんか弱っていっているように見えました。

三週間経っても検査結果が出ないため、父がしびれを切らして

主治医に転院の話をしました、その時は検査中なのでもう少し

待って頂きたいと言われ、

あまり説明のない病院の対応に、

不満を持ちながらも我慢していました。

12月に入ってやっと病名が解りました。

病名は、結核

三度目の転院からその日のうちに転院

検査の結果、どうやら結核菌の疑いという事が解り。

次の日から治療を開始、そして、

結核専門の病院へ、転院することになりました。

僕は、その時結核と聞きネットで調べ、ほっとしていました。

結核は、現在では投薬を一定期間しっかり続ければ完治する可能性の高い病

この時、これで原因はわかったし、

きちんと治療すれば治ると思っていました。

転院の日、父から電話がありなんだか様子が変でした、かなりイライラしてい

「おーい!また転院じゃー!」

僕は、仕事中だったので、仕事終わって電話することにしました。

その後、連絡取れたのが、夜9:00過ぎていました。

どうやら、転院した病院で診た先生がこれは、危ない

脳が水頭症おこしてるかもしれん、

脳の専門で県内で紹介状を書くので、すぐ転院しましょうといって、

その日のうちに、四度目の転院をして父が家に帰ったのは夜中でした。

結核性髄膜炎

結核性髄膜炎は,初期治療が患者の転帰に大きく影響するため,緊急対応を要する疾患

,医療資源の整っている国
における致死率は14~28%,後遺症率も20~30%であり,未だ満足すべき成績ではない.転帰不良要因として,
免疫不全,水頭症,治療時の重症度,痙攣,意識障害などが知られているが,医師による診断・治療の遅れも転
帰不良要因として報告されている.治療の遅れた理由として,約1/3の症例が急性発症を呈していたこと,前医
の抗菌薬使用により細菌性髄膜炎の髄液所見が変化したものと担当医が考えたことが挙げられている.一方,治
療開始が24時間遅れると有意に転帰不良になることが知られており,我々に許されている時間は少ない.従って
早期診断が重要であり,また本症を疑った場合は確定診断を待たずに直ちに治療開始することが必要である

10月末に母が、転倒して、病気の病名が解り、治療開始までに、二か月

そして、治療はじめてからすぐ、母の意識は無く、

現在も、意識はありません。

昨年の12月18日には、主治医から家族全員呼ばれ、

この二、三日が峠です。

と言われ延命の説明までうけ覚悟もしてました。

その後母は、持ち直していますが、

まだまだ、予断を許さないじょうきょうです。

予後も非常に厳しい状況、ただお医者さんも最善よ尽くし治療していただいて

おり、感謝しております。

まとめ

この結核性髄膜炎という病気は、非常に珍しく、

また、この病気を治療に掛かったお医者様も少なく、

病気の診断も難しい、という事です。

実際、私たち家族も全く予想できませんでした。

最初から総合病院に行っておけば、婦人科を選ばなければ、など

すごく後悔しています。

結核自体が過去の病気とされ若いお医者さんも知らない

診たことがないっという話も聞いています。

どうか、この結核菌知ってもらって、少しでも早く

治療できるように、また早ければ早いほど、予後もよいということです。

結核は早く治療すれば治ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結核性髄膜炎日記
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