【どん底と絶望】を味わった経験から言えること。幸せな生き方「偉くなっても威張らない、落ちぶれてもイジケない。」

趣味・生活

どうも、ごっつあんです!

 

今回は、ちょっと、辛い話をします。

 

過去に、親の経営する水産物の会社の後を継いで経営していましたが借金返済ができなくなり倒産させた経験があります。

 

その時、僕の借金総額は9500万円以上でした。

 

当然、返すことは不可能で持ち家も売却して債務整理をしました。

 

父の住んでいた実家も競売で手放すことになりました。

 

僕にとって人生のどん底は実は、債務整理した時でも持ち家を無くした時でもありません。

 

本当に絶望を感じたときと言うのは、その後です。

 

会社のトップ、社長を経験し、再就職せざるを得ないことになった

 

この時、41歳でした、職安に行き失業保険がもらえないことを知り慌てて、再就職先を決めました。

 

水産物の仕事を23年続けてきた執着心を捨てるのは、非常につらいことでしたが。

 

妻と子供を路頭に迷わせるわけはいかないための決断でした。

現実を正面から捉えて今後の選択肢を消去法でならべ上げて水産物の業界から足を洗い、ゼロから未経験の職場への再就職を決めました。

 

再就職する希望条件を妻と相談した当時から妻はタクシーのドライバーをしています。

 

妻の収入と合わせて家族7人生活していける金額が家族を露頭に迷わなくて済む条件です。

 

 妻の答えは『最低20万毎月給料を家に入れてほしい。』ということでした。

 

 再就職が出来なくてということもなく、すんなり3日で決めて一発で採用されました。

 

給料も手取りで23万円から25万円くらいのところで、妻の言う条件には達していました。

 

僕は体力的、肉体的に同年の人よりかなり能力は高い自信があるので肉体労働でも問題はありませんでした。

 

それではなにが、どん底で絶滅だったのかを話します。

 

41歳まで、親の職場しか経験のなかった僕は、いわゆる社会人の経験、スキルが全くなかったということ。

 

41歳の男がゼロから全くの経験のない職場にいくと、そこには20代の先輩が白い目でみます。

 

そこは、自分でも立場を理解していて辛抱していました。

 

ただ、当時の僕は、破産をして、持ち家も無くし、妻や子供にも頭が上がらず、親から譲り受けた会社も潰し、それまでの経験を活かすことも捨て、「お金、プライド、恥」も無くしていました。

職場では、休憩時間には、自動販売機で100円の缶コーヒすら買えず。

当時、僕の小遣いは0、もちろん財布にお金は入っていませんでした。

 

だから、家から水筒に水を入れて職場に行っていました。

 

お金もプライドも恥も、捨てて、ガムシャラで働くことは出来ました。

 

「お金、プライド、恥、」を捨てても良かったのですが。

 

その代わりに一番いけない物を持ってしまった。

 

それは、貧乏になることに「イジケル」ことです。僕はイジケていました。

 

当時の僕は、会社でもほとんど人と話すことも無く、暗かったと思う。

 

イジケている当時が一番、どん底で絶望している自分でした。

 

そして気付いたことがある。

 

人はどんなに落ちぶれようが、明るく笑顔で人に接することができていれば

 

当時の白い目で見ていた20代の先輩の態度は違っていたんじゃないかと。

 

『お金がないのに明るく笑顔なんてできるわけないだろう。』って思うかもしれないけれど!

 

明るく笑顔にするだけで、お金がなくても、そこまで落ちぶれていない

そうしたら上に上がれる、誰か助けてくれる。

 

人間だけが気持ちを上にも下にも向くことができる

だったら下ばっかり向かず無理にでも上を向こう

 

最後に、100年後にあなたの事を知っている人間なんでこの世にいないんだから・・・

やったもん勝ちだよ!

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